<釣り>舞鶴で「完全ふかせ」に挑戦です
皆様、こんにちは!
今日は釣りの話です。京都は日本海の舞鶴へ、大物のタイを目指して、朝早くから出かけました。釣り方は、「完全フカセ」という方法です。昨年は「ぼうず」で、一緒に行ってブリを始め5本も大物青物を釣り上げたNさんから、屈辱的にもヒラマサを一本頂きました。今年は、そのリベンジです。
★楽しい釣り仲間たち
現役時代、会社の同僚に釣りキチがいて、たまに釣りに連れて行ってもらっていました。たまたま15年ほど前、会社仲間うちの関連事業部門の船釣りの同好会に彼が入会、一緒に誘われ、今も活動を続けています。一時は20人以上を超え、20年以上の歴史もあるクラブですが、年が行くともに1人欠け、2人欠けと寂しい思いをすることもあります。もう忘年会しか来ない会員、負荷の少ない簡単な釣りのみ参加する会員など、半数近くが後期高齢者の会です。それでも80歳を超え孫の付き添いを従えて参加する方もおられます。皆さん、釣り以外にも色々活躍し元気です。
まあしかし、昔運転者の確保のために誘った若干名の若い会員も既に60歳前後となりました。
4月~11月に毎月例会を、その間に時々準例会を行っています。船を借り切っての船釣りが中心です。夏の例会と夜のイカ釣りの際は、一泊して懇談しています。
★今回の釣行
今回は準例会で、年に一回程度「完全フカセ」の企画があります。ひと船4名程度が限界なので、2回に分けての開催です。今回は後半です。前半は自称名人たちがそろっていましたが、散々だったそうです。今回はコーチ役のT氏にベテラン1名、オープン参加の女性と私の4名です。何年も釣りをやっていますが、いつも同僚のT氏に「おんぶにだっこ」なのでまったく上達してません。腕が良くて面倒見のいい奴がいる趣味の会は、自分で努力しないのであまり良くはないのかもしれませんね。
★完全フカセ
普通、我々の船釣りは「胴付き仕掛け」か「天秤仕掛け」です。「完全ふかせ釣り」というのは、釣り針にエサを付け、潮に乗せて流すだけの釣り方です。常にコマセ(エサ)を船の上から撒き、潮の流れに沿ってエサの流れを作ってやり、自然に流れていく餌の中の釣り針に食いつくという原理で、真鯛やヒラマサなどの大物が案外簡単に釣れたりもします。
しかしながら、道糸も特殊なものを使いますし、下手をするとバックラッシュでリールにめちゃめちゃに絡んでしまうことあるし、潮の複雑な流れは素人には読めないし、コマセをまくのに忙しいしと、大変な釣りで、当たりはずれも大きい釣りです。
私行く前にユーチューブで勉強してから行きましたが、結局船頭さんにご指導、お世話になりました。
★釣行の状況
9時出船、1時間たらずで釣り場に到着。少し様子を見ましたが良くないので直ぐに場替え、今日は冠島周辺です。波・風なく凪、天候は晴れで暑くもなく快適、絶好の釣り日和です。
ともかく一投目、30mほどであたり、糸(スピール)がピーと走り(周り)ます。この走りがなんとも言えない快適で、みなさんが完全フカセにはまるのだと思います。
ハマチまでいくかいかないツバスです。35cmまでをツバス、60までをハマチ、80までをメジロ、それ以上をブリと言うそうです。40cm以下をツバスという説もあります。時折ハマチが船の周りを泳いでいます。
2投目もハマチですが、おまつりをして外れました。まあハマチやしいいや。そうこうしているうちに、船が流されいかりを打ち直しです。
ここでハマチ3本。場所を変え80m流した時に待望の大型のイサキです。その後2回ほど場所を変えましたが、お題の真鯛は音沙なし、名人T氏が小さいのをゲットしたただけです。ハマチが2本いっぺんに掛かることもありましたが、最後は手で寄せるので重たい、重たい、老骨には大変でした。
船頭さん曰く、リールを巻いているときにも、コマセは巻き続けること。いつバックラッシュになるか気も抜けないしと、案外忙しい釣りです。弁当を食べている暇もなく、船が動いている間にかけこみました。船に落ちた撒き餌で足が滑るのでこらえると、土踏まずがつりそうにもなりました。
のんびりと日向ぼっこする暇もなく、17時になり、最後に胴付きに変え、お土産の鬼アジ釣りです。しかしながら、これは散々で、18時半過ぎには引き上げました。
★今日の釣果とまとめ
悪戦苦闘した結果の、今日の釣果は、下記の通りでした。
・ハマチ6匹 (48、42、41、40、39、39):35cm以上をハマチとして
*その他クーラの水抜き時に誤って一匹海にどぼんした分があります。
・イサキ2匹 (42、34):42cmはさすが大きいです。
翌日の午前中に、魚の内臓を始末して冷蔵庫に、汚いものは洗濯して、やれやれ一服です。今日はここまでです。