旅散人のブログ

旅と写真好きのシニアのプログです。お金の話も得意です。

<釣り>一年ぶりの「完全フカセ」で撃沈、完敗の坊主

皆様、こんにちは!

 久しぶりに釣りに出かけました。一年ぶりの、真鯛・ヒラマサ狙い「完全フカセ」です。メンバーも場所も昨年とまったく同じです。

 さて、今年こそ狙いの、大きな真鯛やヒラマサが釣れるでしょうか?まず昨年の結果を振り返りましょう。

<釣り>舞鶴で「完全ふかせ」に挑戦です - 旅散人のブログ

★冠島をめざす

 昨年と全く同じ、8時半過ぎ出発で、舞鶴は冠島周辺です。メンバーもT師匠にS嬢、Y先輩の4名です。釣り座も昨年同様、左右の艫をY先輩と占めましたが、昨年とは左右逆にしました。マスク完全着用ですが、フィジカルディスタンスは3メートルほど離れています。道具の準備をしながら、冠島へまっしぐらです。

 釣りポイントに到着すると、付近にはもうすでに小さいボートを含み10艘ほどの先着がいます。遠くを見ると更に倍はいるでしょうか。

 べた凪の快晴です。向こうには「イルカ」の大群が泳いでいます。飛びはねています。思わず船長が「今日は釣れんわ」。イルカがいると魚が逃げてしまいます。

 ともかく1投目。仕掛けはT師匠特製の15m3本バリです。まず180mまで流しましたが、餌を食われています。プロは、流した長さや餌の食い状況と潮を見て、ほんのちょっとしたおもりや浮きを工夫して調整するのだそうですが、私にはよくわかりません。2投目3投目と流します。潮は動いていません。

 途中で仕掛けが全く出ていかなくなりました。Y先輩とお祭りの様です。かなり複雑にからまっています。T師匠にも手伝ってもらってほどいて行きます。その時です。S嬢の仕掛けが走りました。うまく上がってきたようです。まあまあ良い型の真鯛です。羨ましいなあ。

★今度は超大型の真鯛

 その後もさっぱりで、潮の動きを探してポイントを変えていきます。もうすでにお昼を回っています。おにぎりを食べ終わった時です。Y先輩に当たりが来ました。かなり焦っています。なかなか上がってきません。四苦八苦しています。ようやく上がってきたのは、巨大な真っ黒な?真鯛です。87cm、7.4kg、すごいです。

 その後も、私の竿はさっぱりです。潮も、右舷から左舷に流れていると思うといつの間にか左舷から右舷に変わったり、船の下の流れていったり、と一定しません。潮もあまり動いていません。何回かポイントを変えていきます。

★さすが師匠は悪条件でもヒラマサ

 もう3時を過ぎて4時ぐらいでししたか、「来た!」という師匠の声が後ろの方から聞こえます。さすが、この悪条件の中でも師匠です。何とかするのですね。実力です。Sお嬢はフロック、Y先輩は幸運、私は運なしの下手ですか?

 師匠のは、良い型のヒラマサです。なんとも羨ましい限りです。その後も5時まで続けますが、音沙汰なしです。S嬢はまだ時間はあるよと励ましてくれますが、落ち込みます。

★お土産を胴付きで 

 もう潮も流れてないしと、船頭の指示で「天秤つり」か「胴付き」に変えてお土産を釣ることにしました。小一時間ほど「胴付き」での釣りです。

 なんとか、大きめの「ウマヅラハゲ」一匹と尾頭付き塩焼き用の「チダイ」3匹を釣り上げ、本日は納竿です。慰みにT師匠から「チダイ2匹」と「連子ダイ」をクーラに追加してもらって、今回のお土産です。

 フカセ撃沈、残念です。来年こそは、巨大真鯛とヒラマサに、再度リベンジです。

真鯛とチダイの違い

 おまけです。真鯛とチダイの違いが、よくわかってなかったので、この際インターネットで調べ直しました。皆様は分りますか?

 ①尾びれ(尻尾)をみる:尾びれの端(ひれのいちばん外側のまわり)が黒いのが真鯛、黒くないのがチダイ。

 ②背びれのとげをみる:背びれを引っ張ってみると10本以上の棘があります。チダイは前から第2棘、第3棘が、明らかに第1やその後ろの棘より長いです。真鯛はきれいに長さがそろっています。

 ③えらの色を見る:チダイは、えらの上部が血がにじんでいるように少し赤いです。

この辺りが代表的な見分け方だそうです。持って帰った4匹ともチダイでした。 

 釣りに行っての坊主ほど落ち込むことはありません。まだ完全に落ち込んだままです。今日はここまでです。