旅散人のブログ

旅と写真好きのシニアのプログです。お金の話も得意です。

<釣り>6月の例会は、和歌山県美浜港、まさに旬のイサキ釣り

皆様、こんにちは!

 6月の船釣り仲間での例会は、毎年美浜港のイサキです。昨年は、奥州旅行で欠席でした。今年の参加者は9名、いつもの馴染みの船を貸し切りです。

★晴天、風強し

 今日は雨の合間に見事に晴れです。船は昼便です。港には11時前に着き、朝便の帰りを待ちます。多くのメンバーとは、昨年の忘年会以来の半年ぶりですが、皆さん元気で何よりです。

 朝便が帰ってきました。かなりの大漁の様です。期待できます。港は2メートル以上の引き潮です。横からは乗り降りできません。準備が完了して、船べりの先頭から乗り込みます。11時45分出発です。

 30分ほど走り、すぐにポイントに着きます。かなり風が強く苦労しそうです。T師匠は50匹以上を狙っていますが、私は、2桁いけば十分とゆっくり構えています。イサキは、うろこを取る必要もあり、余り多く釣れると後が大変です。近隣に配るにも限界があります。

★旬の魚イサキとイサギ

 和歌山での釣りは、美浜や湯浅が多いのですが、大体は鉄仮面のテンビンつりです。鉄仮面のような形をしたステンセスのカゴにアミエビを詰め込み、天秤の先に仕掛けを付けて針を流して釣ります。おもりは不要で、鉄仮面が兼ねます。仕掛けは、3本バリのサビキです。先端の針には刺し餌を付けるほうが良く食うとのことです。

 ところで、和歌山ではイサキのことをイサギというようです。船のホームページ案内でもイサギ釣りとなっています。イサギと呼ぶ地方はどうも他にもあるようです。魚の名前は地方地方により異なり、面白いですね。

 どう呼ぶかはともかく、イサキはまさに初夏の旬の魚です。この頃は、鯛よりうまいといわれる高級魚です。夜の食卓を楽しみに、釣りに挑みます。

★強風に苦戦するも成果あり

 まずは、初投からダブルで来ました。中々良い型です。大漁が期待できます。左隣のT師匠は、あっという間に2桁にいってます。右隣のO先輩も確実に上げています。

 焦ることもないのですが、兎も角風が強いです。鉄仮面にアミエビを詰めている間にもサビキが風で踊ります。3本バリでそんなに長くはないのですが、兎も角、扱いが難しく、難儀します。どうしても、仕掛けどおしが絡まり、場合によっては道糸まで絡んできます。その度に、仕掛けや、天秤を外して処理しますが、糸もよく見えず、解読難解です。そんな中でも、T師匠は手さばきがスムーズで、3倍の速度で手返しをしていきます。さすがで尊敬します。

 突然すごい引きです。あっと思っている間に軽くなります。上げてみると真ん中の針先から仕掛けが切れています。なにが来たのでしょうか?

 2時間ほど釣っていると2桁に乗ってきました。目標達成でもう安心です。その後も辺りは順調でです。3時頃になると、周りでは、クーラがそろそろ満杯になりそうな人が出てきています。風も少しはおさまり、仕掛けのさばき方も少しは慣れてきました。

 時々途中で生体反応がなくなり外れたり、船べりで外れたりするのもありましたが、順調に積み上がっていきます。追い食いを試みますが、ダブルのあたりは余りありません。3本かかりは皆無です。

 そうこうする中、4時頃になると、明らかに引き違う当たりが有ります。暴れまわります。良型のサバです。サバが出てくるとお祭りの危険があり慎重になります。

 4時半には船長さんから、あと一投と声がかかります。予定時間を早めて引き上げです。多くのメンバーが、クーラを満杯しての40-60匹超の大漁で、大満足の様子でした。

★終わりに

 久しぶりの常連メンバー集合の釣りでした。釣果は、イサキ26匹、サバ2匹です。

数は少なめですが、多くは30cm超で良型です。

 初夏の旬のイサキは美味でした。スーパーの魚ではとても味わえない絶品です。家内の料理の腕に満足です。まだまだ違う料理が期待できます。痛風に悪いのであまり食べられませんが白子も何とも言えないおいしさです。またサバのきずしは絶品でした。

 釣りを楽しみ、美味しい旬の魚を味わい、満足です。しかし後遺症で身が入り、足腰が痛いのにはまいります。

 今日はここまでです。