旅散人のブログ

旅と写真好きのシニアのプログです。お金の話も得意です。

<釣り>もう真夏です。今年は道具を新調して、夏の明石の真蛸に挑戦

皆様、こんにちは!

 もうそろそろ梅雨が明けて欲しいものです。先週末、まだ雨模様が続く中、明石へタコ釣りに行きました。例年7月の夏の例会はタコです。昨年は21杯、これを超えられるかの挑戦です。

★まずは道具を新調

 昨年からタコエギによる釣り方に変わっています。昨年はY氏に竿もリールも借りての釣行でしたが、今年は自前の道具を新調することにしました。

 まず竿です。いつも行く釣具屋で初心者用の安い竿を頼みます。一人で行くのは心もとないです。選んでもらったものを決定する前に、以前買った竿がすぐ折れたことがあるので、「この竿は大丈夫やなと」確かめると「実績がないので自信がない」との正直な返事。じやぁと、1万円を超える高いのを勧められ、更に迷ってるともう少し安い「太刀魚用の竿」はどうかとなりました。「タコと兼用も出来るし、タコ釣りでも実績がある」とのことです。太刀魚も行くのでよくわからないままこれに決定。

 次はリール探しです。太鼓型と普通のベイトリールで迷いましたが、そんなに大きいものは釣らないしと少しでも安い・小さい・軽いものにしました。PE3号を巻いてもらいます。

 あとおまけに、予備にサルカンの先にエギが2つ付けられるもの(名前?)と、店員おススメのカニのツメの形が付いたひらひらと、今年はよく釣れるという緑のタコエギを一つ追加します。仲間たちのメールでは、エサ撒きエギが良いとのことでしたが、欲しいものを言えば切りがない、初心者はここまでと言い聞かせ引き上げます。

★出発は2時40分

 当日迎えは朝の2時40分、20時過ぎの早寝早起きです。出船は5時、30分ほどでポイントの高砂~二見沖あたりに着きます。右手奥はコンビナート、前には多分家島群?と思われる2-3の小島が見えます。明石大橋も淡路島ももう見えません。

 昨年同様、仲間たちで左舷をほぼ占めます。私は一番端です。左側は知らない若者が2人占めますが、上手そうです。今回もマスクを着けての釣行です。

 最初は、タイガーとピンク・白・黄の斑のエギをつけます。時々船の体勢を整えるためポイントを変えます。変えるごとに1-2杯が釣れ、まあまあ順調に積み上がっていきます。2時間ほどで2桁行ってないですが、数杯は超えています。

★道具の評価

 新調の竿の調子は、まずまずです。しかしながら、車の中で師匠のT氏に「太刀魚用を買ったけどどうやろ」と聞くと「そらあかんわ、竿はやっぱりタコ専用でないと」と一言でけなされた通り、やや軟調で竿のグリフリ誘いが何となくぎこちないし、少し大きいタコだと先がしなりすぎるとの感触、素人選びはすべきでないのかな。

 リールは、大きなタコが来て、底に引っ付き、しかも石を抱えているのを上げる時には苦労しました。リールが中々回らず、最後は糸を手で撒いてあげる状況。もう一回り大きなリールにしたらよかったと反省する次第。

 タコエギは、時々交換するも、やはり今年もタイガーとピンク・白・黄斑が良く、新調した緑はもう一つでした。しかし、途中でピンク・白・黄斑は、途中でサルカンが曲り海の底に消えてしまいました。隣のY氏もM氏もO氏も、餌巻きエギを使っていましたが、そんなに大差は付いていません。来年の考慮事項にします。

 ひらひらは途中で外れるも、隣のY氏の竿に引っかかって回収が出来ました。やはりひらひらを付けないと乗りは悪い感じです。とっておきの秘密兵器のカニツメのひらひらの効果はよくわかりませんでした。

疲労が蓄積

 8時過ぎには、2桁に乗りました。しばらく当たりが止まり、中だるみもありましたが、まあまあこれで安心です。 

 10時を過ぎた頃には、足も疲れ、時々座り込みます。座ったままではうまく誘いができません。しかし、タコ釣りは体力勝負です。船べりに立ったまま、竿先を振り続けます。手にも、足にも来ます。短い竿で、相当軽いリールですが、それでも手まで疲れます。

 突然、船から竿が落ちました。何事が起ったのでしょうか?竿があっという間に沈んでいきます。突然のことで身動きができません。唖然と眺めるだけです。

 隣のY氏の竿です。力が入らなかったのか、寝てたのかどうか、竿を手から離してしまったようです。タコ釣りセット一式が海のモズクと消えてしまいました。

 可哀想にこんなこともあるのですね。ご愁傷さまでした。

★今日の釣果

 

 11時も過ぎ、納竿の時間です。正確に数えていませんが、15以上はいっています。帰って数えると18杯でした。しかし昨年より大きめで、半数が中型です。まあま満足な結果でした。仲間内では、さすが名人級たちは倍以上の成果を上げています。中には3.6㎏の超大タコもあった様です。全員で写真をとって、それぞれ帰路を急ぎました。ユーチューブを見ながらさばいた明石の生ダコの刺身は、極上美味で、家内もかなかな気に入った様でした。

 今日はここまでです。