旅散人のブログ

旅と写真好きのシニアのプログです。お金の話も得意です。

<旅>トラブル続きの「芭蕉の足跡と緑いっぱいの裏磐梯をめぐる旅」~その3

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樹齢1000年の神木・爺杉と羽黒山五重搭


皆様、こんにちは!

山形・福島の旅の続きです。

今日は、2日目の「~その3」、いよいよメインイベントの羽黒山参りから、憧れの裏磐梯への旅程です。

<旅>トラブル続きの「芭蕉の足跡と緑いっぱいの裏磐梯をめぐる旅」~その2 - 旅散人のブログ

★神秘のパワースポット、出羽三山

 月山、羽黒山湯殿山を総称して「出羽三山」と言います。羽黒山で現世の幸せを祈り、月山で死後の浄土を願い、湯殿山で功徳を積み、再び生まれ変わることを願うという信仰の山です。芭蕉は今で言う7月に、羽黒山に寄り、1984mの月山に登り、湯殿山神社まで足をのばしています。

  • 涼しさやほの三か月の羽黒山
  • 雲の峰幾つ崩て月の山
  • 語られぬ湯殿にぬらす袂哉

★明治以降の開扉、国宝羽黒山五重塔の特別拝観

 羽黒山は、比較的年寄りでもお参りできます。頂上までは長い階段があるので、まずは徒歩で、随神門から樹齢何百年の杉並木の階段を下って、神橋から、五重塔までを巡ります。ここは平将門創建と伝わる国宝です。ちょうど御大典奉祝・三神合祭殿再建200年記念として特別拝観が実施されていました。

 入場前に御祓いを受け、小さな御神札を頂きます。仮足場を登って2階から、芯柱を見ることができます。

 ここからは、2446段の石段が続く杉並木です。ここであきらめ、引き返して、今度は車で、羽黒山山頂まで行きます。

 山頂には「羽黒山三神合祭殿」があり、出羽三山の神々が祭られ、一度に三山を巡るのと同じ御利益があると言われています。お参りした後、家内はここでも御朱印を頂いています。

 山頂から車で少し下ると展望台があります。見えるのは残雪が残る月山と思われますが、もやでぼやけています。雲も多く残念です。

★一路、裏磐梯

 ここで、芭蕉の旅は終了です。小高い月山山麓の庄内こばえちゃラインを通って、庄内あさひICから、まずは米沢・上杉神社を目指します。

 途中で月山湖PAにより、月山を眺める予定でしたが、大雨でなにも見えません。パスです。寒河江SAによって、さくらんぼで養殖したトリの親子ドンブリの昼食とサクランボのつまみ食いです。ETCでサクランボ園のようなところに入れるようですが、よく分らないのでパスします。米沢市内に入りますが、米沢牛も少しは食べたし、早く裏磐梯に行くことにして、ここもパスします。

 白布温泉から、山形県から福島県への山越え、西吾妻スカイバレーです。狭くてヘアピンが続く厳しい山道です。途中七曲と言う展望台があり、桧原湖が見えます。絶景です。しかし、磐梯山は見えません。遠く雲の中です。

裏磐梯に到着、でも雨です

 峠を降りると、桧原湖畔です。しばらく湖畔を眺めながらのドライブです。レンゲ沼につきました。一周800mほどの小さな沼の周りを探索です。合わせて中瀬沼の探索路も回る予定でしたが、まだ5時前なのに薄暗いです。厚い雲が出てきて、雨もぽつぽつ降ってきます。中瀬沼から磐梯山を望む雄大なパノラマは期待できません。

 明日に期待することにして、「磐梯吾妻レークライン」のドライブを試みます。小野川湖、秋元湖を巡るルートです。涼風峠からは、なにも見えません。雨が厳しくなってきました。ライトを照らさないと暗いです。三湖パラダイスに止まります。案内では、秋元湖、桧原湖、小野寺湖の3湖が一望でき、磐梯山と櫛ケ峰が見えるはずです。

 確かにもやの中、3湖は確認できます。しかし、山々は見えません。雨が益々きつくなってきました。ここで、今日はもう退散です。

 ホテルは、メインイベントの5色沼探索路の入り口に近いホテルを選びました。夕食はバイキングが嫌なので、ちょっと張り込んでフランス料理を選んでいます。桧原湖を眺めながら、ワインで乾杯し、明日の天気を祈ります。

 ~その4に続きます。