<生活>突然、「カードの不正使用防止にご協力をお願いします」というメールが来た!
皆様、こんにちは?
今日は、クレジットカードのお話しをします。
先日、3月の終わり頃、あるクレジット会社から「突然のご連絡申し訳ございません。カードの不正防止にご協力をお願いします」というメールが来ました。使った覚えのない請求明細が記録されており、「カード利用確認のお願い」ということで、ボタンを押す画面がありました。一瞬狼狽えました。さては怪しげなメールではないかと思い、兎も角まずは落ち着いて。。。さあどうしょう?
★カード会社の紛失・盗難受付ディスクへ電話
メール自体が怪しいかもしれないので、まずは日頃から控えてあるカード会社の緊急連絡先の電話番号で直接連絡しました。どうやらメールは「本物」で、カード不正利用検知システムに引っかかった様です。今、はやりの配車アプリ名称からの35豪ドルの請求で、全く身に覚えがありません。カード会社の担当の方のお話では、『何回かのアクセスがありはじかれた』ようですが、『金額が少額なとき等は一旦決済されることもある』とのことでした。『しかしその場合も安心して下さい、締切日によって一旦支払う必要があるが払い戻される』とのことでした。
まずは安心。後日オンラインの使用明細を見ると、実際に1000円程度請求され、払戻されていました。
・教訓1:変なメールが来たら、まず疑ってみることが大切かと思います。
・教訓2:問い合わせは、メールとは別に、信頼できる連絡先に電話する。
★カードをすぐに止める
何らかの原因で、カード番号が第3者に不正使用されたことは明白なので、勿論その場で、すぐにカードを停止し、新しいカードの発行を要請しました。
カード番号が変わるので、電気・ガスなど公共料金の支払い等をそのカードで行っている場合は、その後の変更手続きが大変です。私の場合は、多くの支払先はオンラインの会員になっていますので、ネットで変更ができましたが、紙の変更申請を請求し、紙に書いて郵送する必要があるところが一部あり、全て完了するまでに20日程かかりました。
・教訓3:カードによる引落がある場合は、ネット会員に登録し、ネットで引落の変更が可能か確認しておく(これは他の理由でカードを変更する時も有効)
・教訓4:ネット会員でカード番号を登録すれば、情報漏れのリスクがあることも強く認識しておく
★カード不正利用は日常茶飯事、誰にでも、いつ起こってもおかしくないと肝に銘じよ
実は2年ほど前にも、違うカードで不正利用されています。この時名古屋のコンビニでカードを使用した翌々日に、ネットでTシャツなど8万円ばかりを使われていました。オンラインでの使用履歴明細を確認して分り、不正利用であることが認められ、翌月返金、実損はなく幸いでした。こうした被害経験は知人にもあります。
・教訓5:カード不正利用被害は、誰にでも、いつでも起こる。自己責任では防ぎようがない。
★カード会社の不正防止の努力
というわけで、カード会社の不正防止に関する努力状況を調べてみました。あなたの使っているクレジットカードは下記の保護がされていますか(会社ごとに呼び名が違います)?
詳しくは、各カード会社のホームページや会員規約を確認され、いつでも対応できるようにしておくのが良いかと思います。
1.カード不正利用検知システム
常に利用状況をモニタリングし、不正利用パターンを分析、警告するシステム
2.カード会員補償制度
一般にカード会社への届け出から60日前までの損害を補償するのが多いようです
3.3Dセキュア
インターネット上でカード番号・有効期限以外にインターネット専用のID・パスワードを購入者が入力し決済を行う仕組み
今日はここまです。