旅散人のブログ

旅と写真好きのシニアのプログです。お金の話も得意です。

<旅>日本最長の路線、電車の旅

皆様、こんにちは!

 夏休み明けから仕事・仕事の毎日です。ブログを始めてから4ヶ月ほどは、殆ど仕事が入ってこなく、優雅な生活をおくっていましたが、ここにきて暫く忙しい日が続いています。このため、ブログがおろそかになっていました。3連休で一息、久しぶりに筆を取ります。

★日本最長の路線

 先般仕事で、日本で一番長い路線に乗ってきました。長いと言っても、わずか13駅、約20Kmほどです。この20kmに一時間ほどかかります。日本一長いのに何かおかしいと思いますね。

 そう現在、日本で一番長い在来線は、山陰本線だそうです。かっては、東北本線でしたが、新幹線ができたことによって短縮され、2位が東海道本線東北本線は3位の様です。ちなみに、新幹線を入れると東北新幹線が一番らしいです。

 では、なぜ日本一長い路線なのでしょうか?実は、日本で一番長いナローゲージ路線、三岐鉄道北勢線に乗車したのです。このナロ―ゲージ路線は、日本では3本しかないとのことです。この珍しい電車に乗りました。

ナローゲージとは

ナローゲージとは、その名の通り狭い軌道です。レール間の幅が2フィート6インチ(762mm)しかありません。新幹線などで使われる標準軌(1435mm)の半分ほどです。日本で営業している鉄道で用いられている路線幅は全部で、4種類あるそうで、通常のJR在来線などで使われる狭軌は1067mmです。

 線路も細ければ車体も小さく、まるでおもちゃの電車のようでした。黄色い電車がなんともかわいい風情をしています。

★何と冷房がありません

 しかし電車は、4両もありました。我々が乗った後ろの車両のドアには、何と非冷房車という表示が出ていました。確かめに行くと、ほんとに冷房が付いていなく、暑いです。今どき冷房が付いていない電車があるのですね。50年前にタイムシフトした様です。若い鉄道マニアの一青年は、その非冷房車に乗っています。

 面白かったのは、パンダグラフが異常に大きいのです。帰って調べると「送電線の高さが、踏切などで他の鉄道と兼ね合う必要があり、法律でおおよその高さが決まっている、電車の高さが低くても、送電線の高さ自体は下げられないかららしいです」ひん延びた針金の王冠みたいです。

★神社の中を走っていく

 なんとも由緒あるような神社の社の際を走っていきます。こんなとこ、どうしてお参りするのかなと思っていましたが、これも帰って調べると、やはり、八幡神社の境内を走っていた様です。残念ながら、反対側にあった鳥居には気が付きませんでした。

★最後に

 忙しい仕事中に、何の予備知識もなく、偶然、日本で一番長いナローゲージ路線に乗り合わせる経験をしました。ほんと旅は面白く、楽しいものですね。

 皆様も機会があれば、一度桑名へ行って、三岐鉄道に乗って見られたら如何でしょうか?ちなみに三岐とは、三重と岐阜です。京都と福井をつなぐ夢の線、京福鉄道と同じ発想です。

 今日はおしまいです。まだしばらく仕事が続きます。