<生活>首尾一貫感覚 SOC(Sence Of Coherence)って聞いたことあります?
皆様、こんにちは!
今日は、見慣れない言葉「首尾一貫感覚 SOC (Sence Of Coherence)」について紹介します。と言っても、私もよく理解できていません。しかしながら、あるセミナーで聞いて、非常に感銘を受けましたので、是非とも言葉だけでもお伝えしたいと思いました。
★首尾一貫感覚という言葉と意味
あるセミナーに出席して、講師の産業医の先生から聞いた「首尾一貫感覚」についてのお話しに非常に感銘しました。帰ってきて早速、インターネットで色々調べました。
先生のお話しとインターネットから得られた情報から、是非とも紹介したいと強く思い筆を取りました。内容については、深く理解していませんが、是非とも皆様も興味を持って、インターネットなど、色々アクセスしていただければいいかと思います。
これは、別名「ストレス対処力」とも呼ばれ、文字どおり「ストレス」に対処するためのヒントになる考え方として、心理学や医療社会学の研究者の間ではよく知られているものらしいです。
この考え方は、アーロン・アントノフスキーと言う方が、アウシュヴィツ強制収容所から生還した人たちの健康調査をきっかけに、究極のストレス状況を乗り切る心の気質として、提唱された概念です。あんな理不尽かつ過酷な環境で同じように過ごしていたにもかかわらず、ストレスに負けて健康を害した人もいれば、ストレスに打ち勝ち生還したうえ、その後も長く健康を維持できた人もいたとのことから、ストレスに負けない人の共通点を見出したとのことです。
要点は3つの感覚からなるということです。
1.把握可能感(わかる感)
日々の生活や人生で起こることは、大体「想定の範囲内」であり、たとえ想定外のことであってもある程度予測でき、把握できるであろうという感覚
2.処理可能感(できる感)
課題やトラブルを前にしても、自分や周りを巻き込みながら乗り切れるという感覚。困難や乗り切るための必要な資源があってそれをタイムリーに利用できるという自信。
ー先生は「のび太」を例に挙げていました
3.有意味感(やるぞ感)
自分自身のみに起こるどんなことでもすべて意味があるという感覚。まさにこれこそが、先生は、ピクトールエミールフランクルが生涯にわたって最重要視してきた観点と言われていました。
ーピクトールエミールフランクルとは、「夜と霧」の著者で、アウシュヴィッツ収容所で究極のストレス体験をした精神科医で「意味」の大切さを訴えています。まだ読んでいませんが、一度読んでみたいと思いました。
★首尾一貫テスト
首尾一貫テストと言うのがあります。13問で、SOC指標を点数付けします。セミナーで私もやりましたが、57点でした。先生の話では、日本人の平均は59点らしいです。分布表を見ると59点をピークにほぼ正規分布に近い形です。労働安全衛生法のストレスチェックの高ストレスの方々の例では、40点付近に集中している事例があったらしいです。
帰ってきて、インターネットでこのテストを探すとちょうどありました。一度試されればいいかと思います。(著作権と使用権については責任は追いかねます)
テストでわかる、あなたのストレス対応能力とは? | 産業保健新聞
★まとめ
今日は、首尾一貫感覚という言葉を紹介しました。最近は、ストレスが多い社会と言われています。こんな言葉にも一度興味を持ってみたらいかがでしょうか?
今日はここまでです。