＜写真＞草津水生植物公園みずの森、水面に映えるスイレン
皆様、こんにちは！
今日は草津市立植物公園みずの森に行きました。お題は、水面に映えるスイレンです。
★草津市立水生植物公園 みずの森
滋賀県草津市は琵琶湖の南端近く、烏丸半島と言うところにあります。湖でも出っ張ったところはやっぱり半島と言うんですね。この辺りは、日本でも有数のハスの群生地でした。しかしながら２０１６年に突然消滅し、新聞やニュースでも話題になりました。粘土層の消失やメタンガスの濃度上昇とも言われていますが、本当に残念なことです。タクシーで通りがけに湖を見ましたが、もう跡形もありません。
草津駅からタクシーで3,200円程度のところ、この半島の中に、草津市立水生植物公園、愛称みずの森があります。あまり広い公園ではありませんが、花影の池やハス池・スイレンの池、湿生花園、アトリウム（温室）などがあります。7月中旬から8月中旬は7時から開園しています。ちなみに入園料は、65歳以上はどこの府県民でも150円です。大阪市のようにケチっていません。
草津駅からのバスでは430円の距離です。朝早かったので往路はタクシー2台に便乗、帰りはバスに乗車しました。今回初めての訪問です。
★今日の撮影条件と狙い
今日の天気予報は曇りでしたが、８時前でも、最早、太陽が照って暑いです。しかし、暑さ対策は先のひまわり撮影で経験済み、万全です。
初めの訪問で園内の様子が分らず、まずは入り口に近い花影の池と言うところに行きます。ここには、ハス、スイレン、オニバスなどがあります。ひとまずここを通り過ぎ、狙いのスイレンの池に行きます。そばにあるハスの池のハスは既に峠を過ぎていますが、スイレンはちょうど見頃です。
思ったより狭い池です。それにスイレンの花はもう強い日差しがあたって、テカテカ気味になっています。花も水面に浮いているものは少な目で、かたまりは水面の上まで顔を出しています。この成長の差はよくわかりませんが、やはりスイレンは水面に浮かぶ様子が映えます。なお温室には熱帯スイレンが展示されていましたが、この熱帯スイレンは水面より突き出るとのことです。
さて、花がテカテカ気味、水面から突き出ている、周りが狭い、映り込みを探すも座ったり屈んだり大変、明るくてモニターが見えない（私はカバーを持っていません）、花への近接近はできない、この辺が思案の為所です。悩みます。
★スイレンとハスとの違い
スイレンとハスとの違いと言われても、よくわかりません。モノの本によると、水面の上に咲くのがスイレン、茎が伸びるのがハスです。ハスは花びらが散って果托ができます。説明はようしませんが、花の形と葉っぱはかなり違いが分ります。ハスは葉っぱも上に伸びます。今回はこの程度で区別しました。
ちなみにスイレンは、漢字で睡蓮（眠ります）で、水蓮ではありません。花言葉は「優しさ」や「清純な心」「信頼」などのイメージです。まあモネの絵のイメージでもありますけれども。 この前は、藤原京にハスを撮りに行きましたが、花としては、私はスイレンの方が好きです。
ともかく今日のテーマは、スイレンの方です。モネの絵画のように水に浮かぶ花と特有の葉っぱです。その狙いは、水面に映るスイレンの花と水の輪です。水面に映る青空と白い雲と緑の葉に覆われたスイレンの美しいイメージです。
★撮影状況と成果
いろいろ悩みながら、まずは望遠で「花影の池」でスイレンのかたまり構図を狙います。水中には赤い花の木（名前を知りません）や、オニバスもあります。組み合わせを考えます。時々、広角の絵も入れます。青空がきれいです。しかしながら映り込みは、いいのが見つかりません。周辺にまわると、真っ赤な百日紅（さるすべり）の木があります。 遠くには近江富士も見えます。
温室にも行きます。熱帯スイレンは背が高く屋内では撮りにくいです。映り込みを狙いますが、水中の茎や周りの建物の映り込みが邪魔になります。建物内の映り込み撮影は、なかなか難しいものです。
そうこうしているうちに、予定より早く一休みです。レストランでおススメの「ハスソフトクリーム」をたのみます。暑さをしのぎます。
まだ昼食には早いので、もう少し小一時間ほど撮影再開です。今度は、スイレンの池で、座ったり、寝転んだり、屈んだり、苦しい体勢で何とか映り込みにチャレンジします。
おなかも減ったので、昼食です。ゆっくり食事します。バスの時間を確認すると、出たところであと一時間ほどあります。休息後２０分ほど、ぐるーっと周りを回り、撮り残しがないかとうろつきます。成果もなく、１３時のバスで草津駅に向かい、今日は終了です。
★終わりに
今日も思った通りの絵はなかなか撮れませんでした。まあ、例会でメンバーの写真を見て勉強しましょう。今日の反省は、モニター用のカバーの準備です。日が強い中で、きちっとフォーカスを合わせるにはモニターカバーが必要です。手で影を作るのではモニターに映った絵が十分には見えません。先輩メンバーに合わせていくには、色々と道具がいります。
今日はここまでです。
