旅散人のブログ

旅と写真好きのシニアのプログです。お金の話も得意です。

<釣り>久しぶりのテンビンで真鯛に挑戦、夜はマイカを満喫

皆様、こんにちは!

今日は久しぶりにテンビン仕掛けによるタイ狙いです。夜は、マイカです。

★乗合船によるテンビン(天秤)釣り

 今回は同好会の例会ではなく、T師匠に誘われて3名で舞鶴の乗合船に乗り込むことにしました。T師匠もまだ週2回働いており、奥さんから年24回の釣りが許されています。日にちが合えば時々近所の2名が誘われ同行することがあります。

 最初は師匠の贔屓の常連の船にすることになっていましたが、O先輩は狭窄症の調子が悪く棄権、また週末は台風が来るということで日程を前日に急遽変更、前倒しての企画です。丁度空いていた船が天秤つりをさせてくれるということで、2人で舞鶴まで行ってきました。

 天秤つりは、道糸の先に天秤を付けて、その先に長い仕掛けをつけます。天秤により仕掛けが絡みにくくなり、また大物狙いになります。一方、長い仕掛けを流すので大勢ではお祭りする確率が高くなります。そのため、人数が多い例会では、どうしても胴付き仕掛けになることが多いです。

 この乗合船も師匠がよく使っていますが、船に乗る人数を絞っており天秤釣りができます。その分人数が少ないので、料金は少し高くなります。

 船は、16時出船です。夜はマイカ狙いに変えます。往路の車の中で、師匠から、久しぶりの天秤釣りの基本を復習します。

 師匠の仕掛けは、2本バリ10mです。タイ狙いには長いほうが良いとのことです。

ポイントは、①最初の投入のみ底まで落とし、仕掛けの長さか+2m程度上げる。②その時、餌が2つとも食われていたら、次の投入は少し上へ上げる(エサ取りは下、本命は上にいる)③その逆に餌が残っておれば、次の投入は少し下げる④理想的には上針にエサが残り下針にエサがないのが、適切な棚となる⑤2回目からは底まで落とさないこと、魚が散るとの注意です。要は、下には小さいエサ取りが、その上に大きな魚がいる。撒き餌が散ってきた大きな魚がいる場所に、エサバリを入れるのがコツということです。実際には、それを誘いをかけながらやるので難しいです。何十年、何十回の経験がいります。

★本日のコンディションと真鯛の釣果状況

 さすが台風を避けただけあって、波は穏やか、結果的にも塩も流れていました。盆休み前ということもあって、交通情報では一部停滞もあり、急きょ出発時間を1時間繰り上げましたが、停滞も大したことなく早く到着、他の乗船メンバーも多くの人が早めに到着しており、16時出船が少し早くなりました。

 船頭情報では、魚も暑くて休んでいる?とのこと。あまり良い釣果は期待できそうにありません。1時間弱で釣り場到着です。しかしながら、最初の1時間ほどは全く反応がありません。それでも師匠は、青物や赤いのを釣っています。

 ようやく18時半頃に、最初のヒットです。まあまあの良型のチダイです。10mの仕掛けは、釣り上げたときや風が強い時は扱いが難しくいつも難儀します。針も飲み込んでおり厄介です。

 その後も良型のチダイ、大アジがヒットしましたが、その後19時を過ぎたころからは、またストップです。20時を過ぎ、イカに変えるのは少し早いしと思いながら、しつこく待っていましたがさっぱりです。師匠は、既に胴付きに変えています。入れ食いで小さめですがアジをバンバン釣り上げています。私ももうやく胴付きに変えますが、やはり師匠に比べると動作が鈍い。魚に出会う機会が半分、食わせる機会が半分で、いつも釣果は4分の1になります。

 胴付きでアジを2匹、小さいレンコダイを1匹釣った後、船べりに見えているアジをばらして、もう21時前です。イカに変えることにしました。

 2人とも残念ながら真鯛の成果は無しです。船全体でも小物を除き、なかった様です。

★月夜のマイカ釣り

 マイカ新月といいます。真偽は不明ですが、月明かりは良くないといいます。そういう意味では、もうすぐ満月というあまり良くない時です。

 マイカは、タイに次ぎ師匠の得意とする釣りです。1時間ほどでもう20杯以上を釣っています。私はようやくその頃に、自分でもわかる最初の当たりが有りました。強い引きでしたが、もうすぐ船べりというときに突然ぷつっと軽くなります。上げてみると足が付いているだけです。なんでやんという感じです。

 それでもめげず、師匠のアドバイスで20-15m程度の上の方を中心に狙います。小さいですが少しづつ釣れて行きます。船べりでイカが水を吐き、それを浴びながら釣り上げるのは気持ちの良いものです。たまにスミを吐きますので、手や顔や服が真っ黒になることもあります。

 2時間ほどで、小さいものばかりですが8杯までいきました。2桁までもうすぐのところで、ストップです。棚が大きく変わった様です。思い切って下の方に探りを入れます。しばらくすると来ました、すごい当たりです。慎重に上げます。重いです。うゎー大きい。胴長30cmを超える大物です。しかし大物はこれ一杯のみでした。

 結果は、一応2桁10杯までは行きました。師匠は50を超えたそうです。船頭も、うちの船の常連さんの中でも3本指に入る腕前だと保証しています。

 24時前には、後片付けをして陸へ急ぎます。昼は暑かったですが、夜風が心地よいです。ウトウトするうちに港に着きました。

★まとめ

  今日は、久しぶりに舞鶴の天秤釣りです。今年は、5月の「完全フカセ」7月の「胴付き」、そして今回の「天秤」と3回とも真鯛挑戦はさっぱりでした。また年末にでもお正月の鯛を狙いたいと思います。

 夜はマイカに挑戦です。胴長30cm越えもあり、小さいながらの10杯の釣果は、まあまあでした。

 今日はここまでです。